バイク用ライトは街中の走行ならこの中華ライトで十分

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街中の夜間走行にはそれなりの明るさのフロントライトが欲しい

街乗り用のロードバイク2号機は日が落ちる夕方から夜に掛けて乗る事も多いのでライト類の装備も大切です。グータラ親爺の住まいは神戸市の中心部で基本的には街頭が付いていますが、それでも日が暮れると路面を十分な明るさで照らすフロントライトが無いと、車道の走行は不安です。

中華通販で適当な大きさで明るそうなライトを886円でゲット

何か良さげなライトは無いかな~と Aiexprexx.com のサイトを眺めてると、適当に小型で明るそうな雰囲気のライトがありました。送料込みで866円です、物は試しにポチっとしてみたのですな。

スペックは T6 LED を2灯搭載した充電式のライトで、フルチャージで2~3時間電池が持つようです。照度の記載はありませが、T6 LED を使っていて普通に駆動してるなら1灯で500ルーメン、2灯で1000ルーメン程度でしょうか。

ロングライドに行くときのライトならば、現地のコンビニで乾電池を買えば電池の持ちを気にしなくてもよい電池式ライトが安心なのですが、街乗り用ならライトを点灯しての走行は長くても1時間程度なので充電式でも十分です。

現物はアルミボディでしっかりしていてなかなか良さげです

2週間ほどで現品が届きいたので早速開けてみました。本体はアルミで塗装も含めて仕上げの質感もあり、送料込みで886円とはとても思えません。外観は及第点ですね。

上面にはスイッチと電池残量のインジケータがあり使い勝手は良さげです

充電は背面の USBポートからです、普通の5V-2A程度の容量の充電器で3時間程で充電完了しました。

照射パターンはワイドとスポットの2種類

LED は2個搭載されていますが、前面のレンズが違っています。片方は光束を横方向に広げるワイド照射のレンズで、もう一方は光束を中央に集めるスポット照射のレンズのようです。

スイッチを押すとワイド・ワイド低輝度・スポット・ワイド+スポット・遅い点滅・早い点滅・消灯 の順に切り替わります

ワイドの照射パターンは低速走行時の左右の路面確認に便利

ワイドの時の照射パターンはこんな感じで、実際にバイクに付けるとゆっくり走る時はこのパターンが左右の確認がし易くて良いですね。

少し速度を出す時にはスポット照射が路面状況の確認に有効

スポットの時の照射パターンはこんな感じす。バイクに付けて前方 3m あたりを中心に照らすと横幅1m くらいのスポット光が6m先程度まで照らしてくれるので、20Km/Hr 程度で走行する時の前方の路面確認ができます。

さすがに夜間 30Km/Hr 以上での走行をするならば、専用の高輝度ライトでもっと前方まで路面状況が見えないと危ないですね。グータラ親爺は街乗りの夜間にそんな速度で走る事はしないので(というか、路面状態がよく見えない夜間は怖くてそんなに速度出せない)このライトで十分です。

夜間走行時にはワイド+スポットで使うのが良そうで

街中の夜間走行なら、ワイド+スポットの点灯モードが良さそうです。2灯つけると照射時間が1時間半程度になりますが、街中の走行ならこれで十分です。上方向への光の漏れも少ないので、対向車のドライバーを眩惑する事もなさそうです。ちなみに、LEDの放熱はアルミのボディで行っているので、2灯を点灯しているとボディ表面が 50度程度の暖かさになります。

横方向の車に対するポジションライトは地味にありがたい

ライトの左右側面には小さな赤いLEDがあるのと、前方照射用のレンズの一部が側面にも回り込んでいてそこから白い光も漏れてるので、側面から来る車から視認してもらうためのポジライトとしても十分な明るさです。夜間走行は、ともかく周囲の車両にバイクの存在を認識して貰う事が安全走行のための最重要な課題なので、側面へのポジションライト機能は有難いです。

バッテリー寿命は2年程度でしょうがなかなか良さげです

リチウムイオンバッテリーなので充電回数は 300回~500回程度でしょう。バッテリーは充放電しなくても経時劣化もあるので、2年程度使えば買い替えになるとは思います。
とはいえ 1000円以下でこれだけ使い勝手の良いバイク用ライトが手に入るとは、良い時代になった物です。