中華製 USB DAC はスマフォでの音楽鑑賞になかなか良さげ
室内で気軽に音楽を聴くにスマフォに中華製 USB DAC がお手軽です
屋外での移動では、Blueetooth のワイヤレスイヤホンで音楽を聴いているのですが、室内でデスクワークをしている時には、もう少し透明感のあるリスニング環境で音楽を聴きたくなります。そんな時には、スマフォに USB DAC を介して有線のイヤホンを繋げると、お手軽に透明感のあるリスニング環境ができあがります。今回初めて 中華製の USB-C タイプの DAC を買ってみましたが、満足できる音質でした。
スマフォには標準でイヤフォンジャックが付いてるのですが、さすがにスマフォ標準のオーディオ回路では、高音域の再生にどうしても無理があります。バイオリンの演奏の裏で鳴っているハンドベルの澄んだ高音は、鳴ってる事がなんとか判る程度の状態です。 それを、USB DAC 経由の接続に変えると、ハンドベルが綺麗にメロディラインを奏でているのが1音1音聞こえるようになります。 購入する前は、中華製の USB DAC がどの程度の実力を持っているのか、一抹の不安もあったのですが、実際に使ってみると全然問題なく、十分に良い音を出してくれています。
使ってるのはいつものごとく中華製のグッズです
オーディオはガチの趣味でもなく、そもそも若い人に比べて高音域の聴力が低下してきているグータラ親父なので、何万円クラスのDACを買っても猫に小判です。とい事で、いつもの様に Aliexpress で良さげな USB DAC を買ってみました。
DAC は 24bit/96KHz サンプリングなのでイージーリスニングには十分です
製品の紹介ページをどこまで信じるかという点は置いといて、紹介ページに書いてある内容を信じるならば、使っているDACチップは シナプティックスの CX21986 です。2018年にスマフォ向けにシナプティクスが発表した Type-C USB 用のスマフォ向け DAC の SoC (Sytem On Chip ) CX2198X シリーズの1つですね。低消費電力の廉価版 USB DAC チップの様ですが 24bit/96KHz のサンプリングなのでイージーリスニング用途には十分な性能です。
オーディオ回路なので、DAC チップ以外の作りでも音質は大きく変わるのですが、チップ抵抗とチップコンデンサを短い配線で繋ぐ事のできる昨今の極小の回路であれば、変な事をしていない限りおかしなノイズが乗るとかの問題は出てこないと思います。
現物は作りもしっかりしていてコードの柔軟性もあり及第点です
発注して2週間ほどして届いた現物は、商品紹介のページに乗っていた物と変わらず、作りも質感も十分です。中国の工場の製造品質は、この数年で本当に良くなってきました。大量の製造を背景に最新の製造機器を導入する事で、どこに出しても問題の無い品質で物ができるようになってきています。そして、使う部品は世界の一流メーカが製造委託している部品工場がまた中国国内にあるのですから、そこから同じレベルの部品を買って使えるようになってきています。良い物ができる環境ができあがってきていますね。
日本の製造業も、いつまでも昔の栄光に浸っているようでは、世界的な競争で太刀打ちできなくなりそうです。
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