ロードバイクの中華製アルミホイール 1,500Km 走ったけど問題なし

2021年10月30日ロードバイク

RUJIXU の中華製アルミホイールでの走行距離が 1,500Km になった

街乗り用のロードバイク2号機に RUJIXU の中華製の軽量アルミホイールを履かせたのが6月頃で、今月になって走行距離が 1,500 Km を超えてきました。1,530g のアルミホイールが日本までの送料込みで 12,839円 とかなり安価なのですが、買って直ぐの状態ではなかなか良さげな感じでした。

 

走行 100Km でリアに振れが出ていました

買った時はフロントもリアも、縦振れ・横振れとも無く調子が良かったのですが、100Km ほど走ったところでリアホイールに 1mm 程の横振れが出ていました。さすがに中華製はダメかな~と思って、リアのスポークテンションを確かめてみると、スポークテンションがえらくバラバラです。ホイールのスポークテンションは、本来は全てのスポークが同じテンションで張れているのが理想で、その状態だとリムにも変なストレスも掛からないので振れは出にくいのです。逆に言えば、スポークテンションがバラバラという事はリムに無理な力が掛かってるので、少し走れば振れが出てくるのは当たり前です。

ホイールを組むときに適当にスポークテンションを上げていき、そのあと無理やり振れ取りをすると、振れは出てないけどスポークテンションがバラバラなホイールになってしま、少し走ると直ぐに振れが出てしまいます。この中華製ホイールもきっとそんな状態なのかもしれません。スポークテンションがバラバラなままだと、振れ取りをしてもすぐにまた振れが出てくるので、ここは一旦すべてのスポークを緩め切って全てのスポークをちゃんと張り直して様子をみる事にしました。

スポークテンションを張り直した後は快調です

スポークを張り直して振れ取りをしてからは1,400Km ほど走っていますが、以後は振れも出ずハブの回転も良好で、調子よく回ってくれています。ホイールもそうですが、動きのある機械は問題があれば大抵は使い始めの時期に不具合が出てきて(これを初期不良と言います)、その後は安定して使えるようになります。ホイールも、何か問題がある時には最初の 1,000Km 程の内に出てきます。逆に言えば、1,000Km を超えてしまえば、後はちゃんとメンテナンスをしていれば部品の摩耗による寿命が来るまでは安定して使えます。 という事で、この中華製ホイールもどうやら良い状態で使い続けられそうです。

中華製のホイールは部品は問題ないですが組み立ては問題ありでした

今回買った中華製の軽量アルミホイールは、スポークを張り直してた後ば 1,400Km 走っても振れも出ず快適に回っています。リム、スポーク、ハブといったホイールを構成している部品は十分な品質でできている様です。以前は中華製のものは部品の品質が今ひとつの物も多かったのですが、この数年で部品の品質はかなり良くなってきました。

一方で、部品を組み立てて製品のホイールにして最終的な調整をする部分については、今回グータラ親爺が買ったホイールではリアホイールは落第です。スポークテンションがバラバラなホイールは組み立て・調整ができてないのを無理やり振れ取りして出荷している状態ですね。フロントは、スポークテンションは均一の張られていたので、リアホイールはたまたま運の悪い製品を引き当てただけと思います。中華製のB級グッズではよくある事ですね。

でもまあ、部品さえちゃんとした物を使ってくれていれば、後の調整は自分でやれば良いので、グータラ親爺としては問題なしです。 というか、このような事をして遊べるのが、中華製のB級グッズの楽しみですね。